あっちゃん

2005年8月28日 音楽
たまたまある番組を録画したビデオを探してて、さあそれを見よう!という段階になって。
そしたらその番組の前に録画してあった昔のCOCCOのライブ映像を見ちゃった。
私、あれを見ると何度でも泣く。

あっちゃん(COCCO)が活動休止をしたのが2001年だから、4年前のこと?
正直、まだそれだけしか経ってないんだ〜という感じ。
歌は娯楽じゃなくて、エンターテイメントでもなくて、歌いたいから歌う訳でもない。
あっちゃんに限っては「歌わずにいられない」んだって事がテレビ通してでも伝わったんだよなぁ。
その後の深夜の特集番組、それもビデオに録ってあるけど放映の時やっぱり泣いた。
ヤフーミュージックにあるCOCCOについての文章「無垢だからこそ優しく、無垢だからこそ残酷」っていうのがまんまそれを現してると思うんだけど、残酷なのにそれでも優しいのが私は痛いと思った。

ライブ映像のラスト前、MCであっちゃんは泣きながらこう言っていた。
今まではスタッフや皆と仲良くならないようにしていた、それはいつでも自分が沖縄にすぐ帰れるように、思い出があると辛くなるから。
だけど今回自分は皆と仲良くなってしまった。
今まで自分は一人で歌っていたけれど、本当は皆に支えられていた。
楽しかった、というのとは少し違うけれど嬉しかった、って。
だから思い出を力に変えていけるような人になりたい。
そう言って「羽根」を歌った。

ああ 思い出だけで
繋がるしかなくて
ああ 途切れてしまう
息も絶え絶え
羽根は舞い上がり
土へ帰る


そしてあっちゃんはSINGER SONGERとして帰ってきた。
ニコニコしながら。
紛れもなく、「思い出を力に変えて」生きてた。
本当に良かったと思う。
ジャパンフェスで見た時に、変わったんだなぁって実感できたことが何よりも嬉しい。

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