エレクトリックサーカス

聞きました、ミッシェルのエレクトリックサーカス。
サビだけちょっとどこかで耳にしたんですが、今日始めてスペースシャワーTVでプロモも含めて通して見ました。

あぁ、確かにみんなが絶賛するの分かる。
正直ミッシェルの事はあまりよく知りません。
アルバムも持っていないし、下手をするとシングルすら分からないのもいっぱいあります。
だけど、問答無用ですねコレ。
ロックバンドの幕引きとして、頷かざるをえない。

私がミッシェルの事で覚えているのは、何年も前に「HEY!×3」に出演してた時の事ですかね。
バンドがものすごく勢いを持っていて、音楽シーンもミリオン連発で訳わかんなくなっていた頃だと思います。
全員黒スーツにサングラスでダウンタウンの質問にも無愛想で、「なんだこりゃ」と思ったのに対して、演奏された「BIRDMAN」がすんごく熱くて激しくて、圧倒されてもそれでもこの凄さはどこかテレビ向きではないな、と感じたのを覚えています。

でもそれから聞かなかったんですよね、うん。
今思えば聞いておけば良かったって思うんだけど。
ただ、そう思うのすら結局今のこの状況があったからこそ、です。
エレクトリックサーカス、本当にサーカスみたいに華やかで、電飾のように輝いていて、一瞬で消えてなくなる光でした。

バンドはいつか解散するモノですよね。
いつか終わりが来るのを分かっていて、それでもその瞬間は一緒に音楽を作っている。
それはそれで、その時代に立ち会えた事に感謝すべきものだと思います。
ラルクの曲に「Dearest Love」(＠True)という曲があって、その中の一節。

終わりが来るのなんて思わないで駆け抜けたね
Dearest Love　空高く　何もかもが燃えてゆく

最後は何もかもを昇華させていって欲しいと思うのは、私だけですか。
それでもなおかつ、一生忘れられなくさせてほしい。

あ、GOING UNDER GROUNDの「トワイライト」も聞きました。
相変わらずノスタルジックね（笑）
この人たちも変わらない、というか一生こういう青春のまんまなんじゃなかろうか。
いつも王道ばかりじゃつまらないけど、キメをもってないのもつまんないよね。