公開初日に見に行ってしまいました。
「嫌われ松子の一生」。
痛いけど、私は好き。
他の人がそうとは限らないけど、私は結構松子に共感して途中結構泣いたところも…私もダメな女の一人かも(笑)
ストーリーは前評判通りどこまでも悲惨だけど、映画はどこまでもエンターテイメントでした!

まずはとにかく映像の色合いがすごく可愛い!
劇中何度も出てくる花のせいか鮮烈な赤が頭に残ってるけれど、色んな男が現れるたびにカラフルでポップな世界が広がるおもちゃ箱みたいな感じ。

そしてどこまでも虚構に満ちた登場人物達が!
谷原章介の闇夜に光る歯、劇団ひとりの横分け、伊勢谷友介の薬吐き出しに笑った。
で、個人的にすごい印象的だったのはクドカン。
出番はそんなに多くないけど、あの狂ったような優しいような最後の顔が忘れられず。
あと瑛太、良かったね!
あそこだけまったり現実だった。

色んな雑誌のインタビューで中谷美紀が監督とのバトルを読んだけど、映画を見てなんとな〜く監督の目指してた感じがちょこっと分かった気がする。
松子の華々しさがすごく目につくけど、私が中谷美紀が一番良かったなって思うのは実家の家族との触れ合い(=現実?)のシーンだったから。
多分監督は虚構の部分をもっとピックアップしたかったんじゃないのかなぁ、なんて。
なーんて勝手な解釈です。

きっとどこかで淋しさを抱えてる人は途中で松子の気持ちが痛いくらい分かる部分があるんじゃないのかな。
ってか私はそこで共感して泣いたし。
とはいえ、見終わった後友達は「でも松子は幸せだよ。愛する人もいて、実は本当に好きな人にも愛されてて、友達もいて。」とSO COOLに仰ってました。
確かにそうだね。

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